FX基本ワード10選
FX | スプレッド | 利食い | マージンコール | 損切り(ロスカット) | レバレッジ | スワップポイント | トレール注文 | 証拠金 | ポジション |
FX
外国為替証拠金取引のこと。英語表記で、Foreign Exchangeの頭文字をとってFXと呼びます。
スプレッド
外貨の売値と買値の差額のこと。スプレッドは、FX会社によって異なり、実質的にはFX会社の取引手数料となります。
例:FX会社が1ドル=110円30銭で売り(投資家にとっては買値)、1ドル=110円20銭で買い(投資家にとっては売値)と
提示していた場合、差額の10銭がFX会社の取引手数料になります。
利食い
相場が予想通りに動き、利益を確定するために決済することです。
マージンコール
追加証拠金が必要になったときに、顧客に自動で通知してくれるFX取引会社の機能です。
保有するポジションの評価が下落して、一定の証拠金維持率(マージンコールライン)を下回ったときに
マージンコールが発生します。また、追加証拠金が必要となっている状況自体を指すときもあります。
損切り(ロスカット)
ロスカットとも呼ばれます。相場が予想と反した動きをした場合、損失が広がらないように決済してしまうことです。
レバレッジ
FXの最大の特徴となる仕組みを示す言葉です。レバレッジ効果と呼ばれることもあります。
レバレッジとは、物理の「テコの原理」のことで、小さな力で大きな物を動かすという意味です。
少額の資金で大きな金額を運用できる、FXの特徴を指す言葉です。
例:証拠金が100万円で、レバレッジが5倍とすると、500万円までの取引が可能。
レバレッジが10倍であれば、1,000万円が取引可能額ということになります。
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スワップポイント(スワップ金利)
2種類の通貨の売買取引から発生した金利差のことです。スワップ金利とも呼ばれます。
FXでは、金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買う取引を行った際に『金利差分を受け取れる』という仕組みです。ただし相場が逆転した場合や、金利の低い通貨を買った場合には、逆にスワップポイントを支払うことになります。変動するスワップポイントを確認しながら繰越し、もしくは決済することが運用のポイントとなります。
例:円を売って1万ドルを買った場合、米国の金利が4.75% 日本の金利が0.5%だとすれば、
4.75% − 0.5% = 4.25%がスワップポイントとなります。
スワップ金利は1万ドルにつき年間で、425ドル、1ドルを115円とすれば、日本円で48,875円ということになります。
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トレール注文
損切りを設定していたとしても、相場が予想通りに動いたときは自動的に引き上げる注文方法です。
トレール幅というものを設定して、その幅の分下落すると、その時点で損切り注文が発生します。
証拠金
証拠金とは、FX取引を行うときに、FX取引会社に預け入れる保証金のことです。
外国為替証拠金取引を始めるには、担保として一定の証拠金(保証金)を預け入れる必要があります。
必要な金額は、取引単位や取引する通貨、FX取引会社によって異なります。
ポジション
ポジションとは、建玉ともいい、売買契約成立後に、まだ決済を完了していない手持ちの
外貨のことをいいます。売買契約時に買いから入った場合は買いポジション、買い建玉、もしくはロング、
売りから入った場合は売りポジション、売り建玉、もしくはショートといいます。
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FX・投資格言!
頭と尻尾はくれてやれ
「まだ上がるかも…」「まだ下がるかも…」といった悩みはFXにはつきものです。
ですが、天井を狙わず、底をつかず、がリスク回避のポイントです。
そこは思い切って頭と尻尾くらいはくれてやりましょう。
最初の損は最良の損
初めて間もない右も左も分からない状態での勝ち、いわゆるビギナーズラックは、よくない過信を
生んでしまいます。それは後で大きな痛手の元となることが多々あるので気をつけるべきです。逆に最初に損をして
しまっても、今後の教訓となる様々な事を学ぶことができるかもしれません。
利食い千人力
ポジションの評価額がいくら高くても、現金を手にしてこその利益確定です。
欲を出せばきりがないのが人間というものですが、欲張りすぎると損をする、というのも世の常です。
小さな利益の確保からコツコツとはじめましょう。
見切り千両
損が出ていると、なかなか手仕舞いすることができません。ところが、あえて「見切り」を付けて
損を確定した方がよい、という意味です。これを実行することで将来の大損を未然に防ぐこととなり、結果
その「見切り」は「千両」にも値することになるという格言です。
「しまったと思えば手仕舞え」とも言います。
もうはまだなり、まだはもうなり
「もう下がらない(上がらない)」と思っていても、まだ下がり(上がり)、
「まだ下がる(上がる)だろう」と思っていても、もう下がらない(上がらない)ことが多い。
結局は考えすぎたり、相場を深読みしすぎても裏目に回ることが多いということです。
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